にかほ市木村左官の施工日誌【土間水溜りの嵩増し】

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2012/05月【土間水溜りの嵩増し】
犬走りの草が嫌でコンクリしたのに今度は水が溜まって困った！という良くある事例なです。こういう長い距離の場合は水勾配だけで１０センチ近く必要なのですが、そうも勾配がとれない場合は大抵水が溜まります。その場合は途中に縁切りをつける等した方がいいでしょう。まぁ鉄板のように真っ平らなら小さい勾配でも流れるのですが、どんなに上手い職人でもそれは無理です(笑) 補修箇所を確認したら、そこにシーラーを塗ります。これは簡単にいったら接着剤みたいな物です。ノロの方が接着力強いのですが、こちらの方が作業性がいいです。５ミリ以上塗る場所はモルタルで先に塗っておきます。そして硬化してきたら残りの薄い部分を薄塗り用の補修材にて滑らかに塗ります。作業自体は簡単で安いですが、硬化具合を待って２種類の材料が必要なので少々手間がかかります。ですが犬走りは大方日陰なので、このまま水が溜まるようであればコケが生えてくるので早い補修をお勧めいたします。～前の現場へ　次の現場へ～

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