にかほ市木村左官の施工日誌【ユーロ物置据付工事】

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2012/06月【ユーロ物置据付工事】
まだ秋田県に一件しか建っていない物置「ユーロ物置」の代理店をすることに相成りました。物置は四角い物という日本的な決まり？みたいな感じがあるのでしょうか？どこを見ても四角い物ばかりです。それが嫌で可愛らしい物置を買ったんだけど小さい上に高価だった・・なんてよくあります。その中間を行くのが「ユーロ物置」です。このユーロ物置はオーストラリア輸入品で、軽く丈夫な上に自然に溶け込むシンプルなデザインが特徴です。さてお楽しみに！
2012/06月【ユーロ物置据付工事】
床掘りが終わったら砕石・コンクリ打設します。日本の物置はブロックに置いただけ・・や、少量のコンクリートの重しに繋いでいるだけ・・が通例です。メーカーではしっかり工事の要領があるであろうが、まともにやっている施工業者は１０％いないでしょうね。よく横倒しになっちぇいる物置を見かけますし(笑) ユーロ物置のコンクリはアンカー止めと床を兼ねているので一石二鳥です。コンクリ打設したら組立て本番です！
2012/06月【ユーロ物置据付工事】
コンクリが固まったら組立て開始です。日本の物置もそうですが、このユーロ物置も一個一個の部材の強度はさほど強くありません。なので強度が出る状態まで組み立ててから建て始めます。ただ日本の物置と違う所は、３点の部材を繋げたときの強度は圧倒的にユーロ物置の方に分ががあります。日本の物置は部材点数が多過ぎるという事です。100人乗ったからってそれが何の意味があるのでしょうか？(笑) こうやって四方固めてしまえばもう半分できたようなものです。ただこの四方の壁材を立てるのが二人いても大変です。それはユーロ物置とは繋いで始めて建物としての強度が現れるからです。日本の物置は一個一個の部材が固いので100人のっても大丈夫でしょうがはっきり言ってオーバースペックです。ユーロ物置の最高の建て方はご家族や友人大勢で楽しくＤＩＹするのが合っています。物置自体の強度がでるまでの間は大勢でやりましょう。
2012/06月【ユーロ物置据付工事】
扉を付けました。扉は軽く少々の風でも動くのでこうやってテープで止めての作業がお勧めです！とうとう屋根に取り掛かります。屋根を固めてしまえばもうほとんど完成したようなものです。ユーロ物置の特徴の一つにこの屋根の形があります。三角屋根だから犬小屋を大きくしたような可愛らしく自然にマッチした外観はとても素晴らしいですね。
2012/06月【ユーロ物置据付工事】
ひとまず完成しました！残るはスノーキットです。雪国ではノーマル状態では物置は間違いなく潰れます。だからといって100％スノーキットなるものが必要なのか？に対してはそんなことはない！と言いたい。確かにスノーキットはしっかりしたテストを行い、耐重量などには信頼性があります。ですがそもそもこのユーロ物置はＤＩＹで組立て可能の代物です。という事はご自身で手作りスノーキットも作れるわけです。簡単に例を挙げますと、カラーボックスを積み上げて屋根までの隙間に板を挟んだり、スチールラックを屋根まで組み、足りない分板を挟むなどどのようにも可能です。
2012/07月【ユーロ物置据付工事】
本体もこのスノーキットも初めての作業なので本当に大変です。何が大変かというと、工事内容は簡単なのですが、説明書を見ながら本当にこれでいいのだろうか？と頭の中で組立てのシミュレーションしながら決めて行くのが大変でした。普段説明書を見ての作業なんて全くしないので楽しめない・・プラモデルやＤＩＹが趣味の方は楽しみながら組んで行くでしょうね。この金属製の梁を６本入れて行きます。１本でもかなりの強度ですが、これが６本も入るので人間が屋根に上がっても問題ありません。そしてこのスノーキットの利点は雪対策だけではありません。１本１本土間コンクリートにアンカーを打ち込み、そのスノーキットと本体とをビス留めするので、更に暴風に対しては強くなります。出来はまずまずです。ですが海外製というだけあって耐久性はピカイチですが収まりや接合部などは少々雑ですね。でも日本の物置と違って腕さえあれば如何様にもカスタム出来るっていうのが素晴らしい所ですね。それを考えたら海外のお父さん達はＤＩＹレベルがすごいという事なんでしょうね。日本のお父さん達も見習うべきでしょう。～前の現場へ　次の現場へ～

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