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 「室内環境汚染やシックハウス対談2」

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※2020/01/29日現在

新規工事に取り掛かるには1ヶ月程〜2ヶ月程お待ち頂きます。ですが工事内容によってはそれ以上の待ち時間になる場合がありますのでお問い合わせください。

「室内環境汚染」問題に警鐘を鳴らす


【池 本】確かに、現在の住宅には化学物質が多用されています。塗料や接着剤防ダニ加工のための薬品類などですが、それらがそれほどひどい健康障害を引き起こしているとは、最近まで思ってもいませんでした。

【春 男】仕上げ材や合板、化繊カーテンやカーペットなど、内装のほとんどが化学建材ですからね。それから、防ダニ剤や床下のシロアリ駆除剤などは強い農薬で、有機リン系の化学物質が使われています。わが家の場合は、有機リンは壁紙から出ていると判明しましたが、見回すと、浴室以外、全室の天井と壁がビニールクロスで仕上げられていたんです。

【池 本】最近の住宅とくにマンションなどの内装材としては、ビニールクロスやクッションフロアーが主流です。

【春 男】壁紙の普及は1960年代から始まったようです。当時、約3,000万m2だった生産量が90年には6億1,100万m2と20倍以上に伸びています。それまで主流だった塗壁の工事は、何年も修業をして、やっと一人前という高度な左官技術を必要とします。ところが、壁や天井に壁紙を張って仕上げる方法は、熟練技術がいらず、工期の短縮を可能にしました。なかでもビニールクロスは手間がかからず、施工しやすく、経済効率がよい。加えて、薬品処理をすることで、さまざまな特徴をつけ加えやすい。防火、防カビ、汚れ防止、脱臭、結露防止……。しかし、そのためにたくさんの有害な化学物質が使われています。

【あきこ】しかも、悪いことに、現代の日本の住宅は気密性が高く、空気が入れ替わりません。さらに、エアコンの普及で、夏や冬はあまり窓を開けなくなっていますね。ですから、いったん有害なものが使われるといつまでも室内に残り、浄化されません。

【春 男】私たちは自分たちの体験や調査結果などを、医学学会などで発表しました。最初はまったく反響がありませんでした。当時は「室内環境汚染」という概念が日本にはなくて、概念がないというのは、まるで事実がないのと同じなんですね。でも、私たちと同様の苦しみを味わった人たちが、潜在的に多数いたのでしよう。この問題に対する認識が広まりだすと、たちまち全国で大きな問題になっていきました。

より早く、より安くの家づくりが伝統工法を駆逐


【あきこ】私たちは問題を提起するだけでなく、ではどういう住宅なら安心して、健康に暮らせるのかということも考えました。このころすでにアメリカでは「室内環境汚染」や「化学物質過敏症」について、非常に研究が進んでいて、積極的な治療法や解決策が生み出されていました。以前にアメリカに住んでいたということもあって、そうした研究機関を訪ねました。日本とはまったく違っていて、驚くばかりでした。診療機関もあるし、そういう人たちが集まって暮らしているコミュニティもあるんです。そこで、壁も天井もベッドも家具も、すべて化学物質を一切使用しない住まいなども見せてもらいました。

【春 男】化学物質依存社会の行き着く先を見たという印象でしたね。アメリカでの見聞を通して、日本の住宅業界のもつ問題点や、本当に人が暮らすのにふさわしい住まいとは、ということがようやくわかったのです。

【あきこ】アメリカだけでなく、世界各地の住宅も見て回りました。

【春 男】たとえば、地中海地方の白い家は、石の上に石灰を使っていますが、その中はひんやりとして居心地がよい、つまり、その土地でとれる自然素材を使って建てることが一番なのです。高温多湿の日本では、昔から通気性のよい木と土と紙が使われてきました。つまり、ビニール壁紙ではなく塗装、化学処理で作られる新建材ではなく天然の材木こそ、快適な暮らしを約束してくれる素材であるといえます。そして、構造的にも通風に気を配り、基礎と土台はとくにしっかり造る。柱や梁など家の骨格というべき構造材には良質のものを用いる。これだけでも、室内汚染に苦しめられない快適な住まいになります。

【池 本】昔の家の多くは、いま先生のおっしゃった条件を備えていたと思いますね。それが、戦後、とくに東京オリンピックのあった1964年前後に建築ブームが起こって、「より早く、より安く」という家づくりが主流になっていってしまったのではないでしょうか。このとき同時に、職人不足で、塗壁のように手間のかかることが敬遠されてしまいました。在来工法なら20〜30mmの厚さで塗っていたものをたった2〜3mmで済ませてしまうような工法がまかりとおり、そのころから壁は塗るものではなく、張るものだという意識が一般の人々に浸透してしまいました。


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