 Q&Aコーナー
寄せられた質問などに回答したものをジャンル分けでご紹介   |
基礎 基礎関係の回答集
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傾いた家はどれぐらい危険度ですか?
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家その物が危険というよりも、その家にお住まいの方自身が危険です。 普段人間は姿勢のバランスを取って生活をしていますが、安息の場所である住宅でもそうだと体が休まりません。その為、肩こり・腰痛・膝痛・頭痛・吐き気など様々な症状が表れます。数種の工事方法にて家の傾きを直す工法はありますがかなり高額になってしまいます。ですのでもし予算的に今後直す予定がつかなければ、部屋の床だけ水平に直すという方法もございます。
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束柱が浮いているようなんですが修理できますか?
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修理は可能です。ただし床下に潜る必要があるので一部床板を剥がさなければならない場合があります。そもそも昔の束柱は木を使っていましたので数ミリ隙間が開くだけでガタついてきます。なので昨今使っているプラスチック製(高低可動式)の物に変えれば今後そういう事にはならないでしょう。ですがその土台となる束石や地盤が軟弱な場合は束柱だけ変えても何もならないので束石の乗る部分の地盤から作り直さなければいけません。
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基礎のひび割れにコーキングしても大丈夫ですか?
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コンクリート用のコーキング材でなければ適さないでしょう。お客様が心配しているのはそこから雨水などが入らないか?だと思われますが、その点はコーキングでクリアできるでしょう。しかし問題は外観でしょう。質感があまりにも違うので見た目が最悪な状態になること必定です。それでも構わないという場合はしてもいいと思います。
一番適した方法はそのヒビにエポキシ材を注入するかV字にカットしてモルタルなどを塗る方法などがございます。しかしどちらもヒビを隠す程度の「補修」レベルとお考えください。
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基礎のベースにヒビ割れがあるんですが大丈夫ですか?
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その前にそのヒビの上部、立ち上がり基礎部分にはヒビがありませんか?ある場合基礎がそこでバックリ割れている可能性があります。もしベース部だけだとしても事は深刻です。コンクリートなどで増し打ちするなどして直ちに補強したほうがいいでしょう。
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基礎にヒビがあります。悪徳業者なの!?
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せっかく建てた家にそんなのを見つけたら腹が立ちますよね。まず疑う前にその時の設計書などを確認しましょう。砕石・ベース・基礎幅の厚みが設計通りならコンクリート強度も確認しましょう。それも設計通りなら残るは地盤と凍害です。埋立地なのになんの地盤改良もしなければいずれ良くない症状がでます。凍害かどうか判断する基準はコンクリート打設時の気温です。コンクリートの状態ではマイナス2〜4℃で凍ります。コンクリートは一度凍ると強度が著しく低下します。ここまで書いた事はあくまでも基準とするものですが、それが施工業者だけの責任とも限りません。間違った施工・無理な施工を指示した元請がいる場合もあります。 最初から施工業者だけ悪いと決め付けるのは間違いです。もし施工と発注が別業者であれば、施工者に問いかけてみるのもいいでしょう。良い施工者であれば発注の問題点を密かに教えてくれるかもしれません。
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ブロック基礎は強度的に大丈夫?
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ブロック自体は強くありませんが、モルタルをしっかり充填し、鉄筋を正しく入れれば相当の強度になります。しかしブロックはブロックです・・自重の重い建築物の基礎には使用してはいけません。
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リフォームで布基礎をベタ基礎化できますか?
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新築ベタ基礎と同じ強度は保障できませんがリフォーム時に可能です。部屋の床下を全て取り払い、既存の基礎に鉄筋を打ち込み内部地盤に鉄筋を縦横張り巡らせます。土間コンを打設後立ち上がりも打設します。それを各部屋にする事でベタ基礎化します。 無駄のない工事としては、リフォーム時や室内の下から上がる湿気を何とかしたい!など床板を剥がす時に同時に施工すれば費用も抑えられるでしょう。
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住宅基礎で凍害とはどういった状態ですか?
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凍害とは書いて字の如く凍って様々な害が出る状態です。凍害とは何も水気のあるコンクリートやモルタルだけとは限りません。表土が凍っている時・砕石が凍ってしまった時に隠す様にコンクリートを無理に打設してしまうと後々基礎が割れるか家が傾きます。凍れば体積が増え、溶ければ元に戻ります。という事は凍った何かの上に基礎を作れば空洞だらけの上に家が建っているようなものです。 その他に、コンクリートが凍ってしまえば強度が著しく低下します。例えて言えば腐った柱と梁に家を建てるようなものです。
基礎の耐震化?とはどうするのですか
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特殊工法にて今ある基礎の強度を劇的にあげます。布基礎内部をベタ基礎化する方法もありますが、それ以外には炭素繊維を基礎に貼り付けます。そうすることによって既存の状態から数倍〜の強度アップが可能です。
基礎を手軽に安く高強度化ってできますか?
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新築時であれば可能です。設計寸法はそのままで打設コンクリートの強度を上げれば安く手軽に強くできます。
基礎面の化粧仕上げとはどういったものでしょうか?
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基礎化粧という施工ですが、本来の意味は基礎コンクリートが風雨に曝されないようにするのが目的です。ですが化粧方法は以外にも多くあり、どうせなら格好よくしたほうが気分もいいでしょう。モルタル刷毛引きが一番安価ですが、その他に洗い出しや張り物などどのようにも可能です。ですが本当の意味合いから薄塗り材の化粧はお勧めしません。
基礎面の化粧が薄塗りのようですが大丈夫ですか?
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前述したように薄塗りはお勧めしませんが、すでにそういった施工がなされている場合でもすぐに悪影響が出るという心配はいりません。確かにモルタル塗りよりも弱いですが、コンクリート自体が高強度なので大丈夫です。しかしその基礎を長く良い状態で維持されたい場合は正しい方法で化粧しなおした方が良いでしょう。
天端レベラーとはどういった物ですか?
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天端レベラーとは工期短縮・工費節約を目的に開発された基礎立ち上がり最上部を平らに仕上げる材料・工法です。昔から通常なのはモルタルと鏝にて水平にしていたのですが、最近は一昔と比べ工期がかなり短くなっていますので重宝しています。 しかし「精度」という点では従来のモルタル均しの方が優れているので、予算・工期に余裕がある場合は後者をお勧めします。
基礎に発泡スチロールみたいな物が張り付いていますがあれは何ですか?
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それはスタイロフォームというものです。断熱効果に優れているので浴室や玄関などに良く使われます。外張り断熱工法を売りにしている新築の場合は基礎外周ぐるっとスタイロフォームを張ることもあります。しかしスタイロフォームの高さである床下は換気口などで外気が行き届いていますので目を見張るような効果は期待できません。
塗り壁 塗り壁関係の回答集
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塀 塀関係の回答集
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タイル タイル関係の回答集
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土間 土間関係の回答集
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蔵 蔵関係の回答集
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外壁・外装 外壁・外装関係の回答集
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内壁・内装 内壁・内装関係の回答集
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屋根 屋根関係の回答集
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その他 その他関係の回答集
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